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実習時にアルバイトをしていますか?

新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、明日の看護職を目指す学生たちの生活と勉学環境にもより深刻な影響を及ぼしているのではないかと考え、看護学生が置かれている現状を把握するための全国実態調査を昨年に続き、実施したので報告する。
<集計概要> 回答数1,347名
●46都道府県、231の看護師等学校養成所の学生(看護学生)から回答を得た

2021年コロナ禍での看護学生の現状と必要な手立て

~看護学生全国実態調査の報告~より

アルバイトについて

 

1.アルバイトをしていますか?

*約半数の学生がアルバイトをしている。

2.実習時にアルバイトをしていますか?

*実習時にアルバイトをしている学生も、コロナ禍でも減っていなかった。学生の経済的困窮度がうかがえる。

 

3. アルバイトの目的について

4. 1ヶ月のおおよそのアルバイト収入はいくらですか?

5.アルバイト収入の変化について

アルバイト収入が減った学生 53.3%

 

6.一日のおおよその平均アルバイト時間は何時間ですか?

7.アルバイトの日数について(月平均)

まとめ

• 半数の学生がアルバイトをしている。その内の、半数の学生がアルバイト収入が減ったと回答した。
• 実習中にもアルバイトをしないと生活できない学生が15.4%いたこと。実習中のアルバイトに制限がかかるた
め貯金をするためにアルバイトを掛け持ちする学生がいることがわかった。
• 実習前にアルバイトが禁止されたり、アルバイト先が無くなる中で、それでも学費と生活費を稼がなければならない状態においこまれていることがわかった。

 

 

看護学生実態調査結果資料はこちら

 

▲ PDFでご覧になれます。

 

全日本民医連は2021年12月1日、看護師を目指すすべての学生並びに看護養成校への必要な支援を求め、厚生労働省と文部科学省あてに要望書を提出。パンデミックの中で一層強く求められている未来の看護職の養成のために政府が責任をもって支援するよう訴えました。…詳細はこちらから

 

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掲載日:2021年12月13日/更新日:2023年9月13日