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各地で地域色豊かな集いや学習会が開催されています。
▶ HCU看護師 三宅和美さん
▶ 精神科認定看護師 髙木俊輔さん
▶ ER看護師 畑山真幸さん
「HCU」(ハイケアユニット)は、日本語で「高度治療室」と言い、重症度の高い患者さんが入院しています。スタッフ全員で病院特有の〝冷たい感じ〞を、少しでもやわらかくできるように工夫しています。人は生活の中で、今日が何月何日なのか、暑いのか寒いのかなどを気にしながら生活している。しかし、HCUではベッドから動けないため、日付や昼夜の感覚が分からなくなってしまう。少しでも生活感や季節感を感じられるようにと、床全てのベッド脇に写真付きのカレンダーを掛けています。
どんなことをしたのか、誰が来たのかを写真や文字で記録しておいて、意識が戻ったときに『こんなんやったんや』と話をするんです。記憶がない間の時間を埋めやすくなってせん妄予防にもなりますし、家族も日記を見て『こんな治療をしてたんですね』と知ってくれます。
医療者中心の医療にならないように意識しています。
入院している方がストレスが少ないのでしょう。では、患者さんの苦しさの背景にあるものは何か。ここでの看護は、患者さんと一緒に苦しさと向き合っていくことでもあります。そのためにも〝医療者と患者〞ではなく〝生活者と生活者〞の視点であることが大切なんです。
看護師、介護福祉士、作業療法士など多職種のスタッフと入院患者が集まり、週に一度グループワークを開きます。買い物に行く、食べたいものを食べに行く、みんなでカレーを作る、家族に会いに行く…などなど。やりたいことを出し合い、どうしたらできるかを考えるなかで、少しずつ患者さんの関心を病院の外へ向けるようにします。 実際にグループワークから外出できたり退院につながった例もあります。「十数年も入院していた人にとって、外は別世界。切符を買おうとして『券売機がしゃべっている!』と驚いたこともあるんですよ。〝浦島太郎状態〞ですね。
地震の3日前に、ちょうど机上訓練を行ったばかりでした。トリアージポストの作り方などシミュレーションが役立ちました。
「患者の立場に立つ看護」の意味をより深く理解できるようになってきた。理不尽な要求をされたり、暴言を吐かれた経験もあるが、「見た目で分からなくても、何かしらの苦痛や不安があるのかもしれない。体も心もダメージを受けている場合がある。それを忘れちゃいけないと思っています。
救急搬送は1日10〜30件とバラツキがあるうえ、時間帯によっても違う。日中は午後1時ごろから途切れることなく続き、真夜中こそいったん減るものの、高齢者が起きる午前5時ごろからまた増え始めます。常に緊張感のある職場ですが、オンとオフの切り替えが自然にできています
うーん、難しいですね。民医連の無差別平等の理念を大切に、患者一人一人に必要な療養支援につなげていきたいです。
看護師を目指して勉強中のあなた。「本当に看護師になれるのかな…」「医療の現場ってどうなんだろう?」「就職先どうしよう」と、いろいろ不安なことも多いのでは?民医連では、さまざまな制度であなたの学びを応援します。