各地で地域色豊かな集いや学習会が開催されています。
▶鹿児島医療生協 槐島洋子さん ▶福岡民医連 千代診療所 総看護師長 城戸由美さん
看護師になろうと思ったきっかけは父の死です。1月1日でどこも病院は休みで、田舎で近くに救急車もなく自宅で亡くなりました。私はそばに付き添っている事しかできず、医学の知識があれば何かしら対応ができたのではないかと悔しい思いをしました。
また経済的に自立することが叶う職業として看護師を選びました。看護師は天職だと思っています。患者さんの人生に触れいろんな事例から学び、一緒に喜んだり泣いたり多くの人との出会いもあり本当に成長させられました。今の自分があるのは看護師を職業としてきたおかげだと思っています。
コロナ禍で大変ですが、自分のストレス発散方法を見つけ患者さんの笑顔のために頑張ってください。
患者さんは、主治医の先生に会うのを楽しみに来院され、診察後は安心して帰宅されますが、中には独居で身寄りがない方や高齢により足腰が不自由な方、経済的な問題を抱えた方など様々な方がいらっしゃいます。限られた診察時間内で医師が全て対応するのは難しく、もう少し時間を割いて関わった方が良い方のために2022年4月より看護外来を開設しました。
昨年度は、介護問題や家族間でのトラブルによる悩み、もの忘れの進行に関する相談を主にやってきました。今年度から、糖尿病療養指導士や心不全療養指導士などとともに、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)※1も開始していく予定です。外来で関わる事で、慢性疾患看護はもちろんのこと介護や福祉などその方の生活に必要な支援サービスの提案など、患者全体を看るという外来看護師としての役割をもっと発揮していけるよう全職員で頑張っていきます。
看護師を目指す学生さんを対象にした奨学金制度があり学生生活を支援しています。学生支援機構の奨学金の併用も可能です。経済的な支援だけでなく、勉強のこと、学生生活全般に関して、看護学生担当の職員がサポートします。看護体験や研修会など、他の看護学生、先輩ナースとの交流や、学び合いの機会も豊富です。奨学金をお考えの方、採用でお悩みの方も、まずこちらよりお問い合わせください。
あなたの働きたい街にどんな民医連病院があるでしょう。こちらから探せます。気になる病院があったら、クリックしてみてくださいね。採用情報・奨学金情報がご覧になれます。
看護師を目指して勉強中のあなた。「本当に看護師になれるのかな…」「医療の現場ってどうなんだろう?」「就職先どうしよう」と、いろいろ不安なことも多いのでは?民医連では、さまざまな制度であなたの学びを応援します。