「コロナ禍でも学び続けられる支援を」東葛看護専門学校学生からの訴え

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    看護学生   

<3年生>
私たちは勤医会東葛看護専門学校の学生です。
3年生になったときに緊急事態宣言が出て、始業が2か月遅れ、卒業までに全ての学びが終わるのか、国家試験を受けられるのか不安な中でスタートしました。また、6月からの学習はオンライン授業になった教科もあり、今まで通りの学びの環境が保障されていないと感じました。さらに、本来の臨床実習で学べる時間が短縮せざるを得ない状況になりました。

 

実習中は、公共交通機関を利用しての移動であったためコロナに 自分がかからないか、また患者さんに接することでうつさないか不安を抱えながら実習に臨みました。

 

実習で受け持たせていただいた患者さんに、コロナ禍で家族との面会が制限されている中で、手術を控えていた方がいました。携帯電話を使用して家族と連絡をとり、不安ななかでも頑張る姿を目の当たりにし、回復への願いに基づき諦めずその人らしく生きることを応援できる看護師になりたいと思いました。

 

今回のコロナによって、卒後教育が十分に受けられるのかと不安を感じています。この状況下でも、病院は臨床実習を受け入れて下さり、私たちはその中で精一杯学んできました。なので、コロナ世代と呼ばないでほしいです。

 

私たちは3年間の実習を通して病気になることは個人の責任ではなく、社会的背景が関係していると知り、患者さんの病態や生活史、願いなどをありのままに捉える事の大切さを学びました。臨床に出てからも患者さんの立場に立ち、願いに沿った応援ができるよう研修などを通して、安心して働き続けられる環境を、保障していただきたいです。よろしくお願いします。

 

<2年生>
私たちは東葛看護専門学校自治会役員です。新型コロナウイルスの感染拡大によって、緊急事態宣言が発令され、学校が休校になり、学校に行けるのか、学びが遅れるのではないか、3年間で卒業できるかなど、不安に思っていたという声が聞かれました。

 

本来なら行うはずの実習が減り、実習期間も短くなりました。さらに技術をじっくり練習する時間がとれず、患者さんに行う技術を安心安全に行う事が難しくなっています。またチームとして看護をするために、学びで行っているグループワークも、密を避けるため個人での学習が増え、一人での学習でしっかりと学べているのか、不安という意見もありました。

 

これらのことから本当に看護師になれるのか不安に感じる学生が多くいることを知りました。そのため、今後看護学生が安心して学んでいけるような環境が必 要であると思います。

また 2019年に行なったアルバイトの実態調査では、本校の8割の人が奨学金をもらっており、8割の 人がアルバイトをしているということがわかりました。また、深夜にアルバイトを行なっている人や実習中にも3割の人がアルバイトをしなければならないという状況にある事がわかりました。

 

更に、12 月に行った新型コロナウイルスによる影響について調査した結果では、在校生からはアルバイトに関する意見が多く「アルバイトをしていたが、時短 営業の影響で収入が減った。」「新型コロナウイルスによる感染が怖くて、そもそもアルバイ トに入る量を減らした。」「新型コロナウイルスの感染防止対策として、実習を行う 2 週間 前にはアルバイトが出来ないので、奨学金だけで生活費や学費を支払うのが難しい。」という意見が多く聞かれました。

 

また、家庭の収入にも影響があり、「家庭の収入が激減したことで、学費の支払いができるかどうか不安。」という意見も聞かれました。

 

このことで、奨学金を新たに借りたり、収入が減り貯金を切り崩して生活費や学費にあてています。特別定額給付金は、兄弟の学費や家族の生活費として一瞬で消えていきました。今までと同じような生活が送れない状況が長く続いているため、一度の給付ではなく、経済的な不安なく学業に専念できるよう給付継続をお願いしたいです。 よろしくお願いします。

 

東葛看護専門学校学生からの訴え「コロナ禍でも学び続けられる支援を」(PDF)

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