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認知症看護学習会

2022年2月19日(土)、宮城民医連主催で、看護奨学生・内定者を対象に、「認知症看護」をテーマに学習会を行いました。東北の奨学生にも声がけし、北海道民医連1名・岩手民医連1名・山形民医連9名・宮城民医連16名、合計27名参加してくれました。

 

講師は、長町病院の認知症看護認定看護師。

「認知症看護認定看護師の役割と認知症看護」として、認知症看護認定看護師の役割、長町病院における認知症看護、認知症の人とのコミュニケーションについてお話しいただきました。

 

学生同士のグループディスカッションでは、

「認定看護師の役割や活動内容について興味を持った」「それぞれの学生の経験したこと、感じたことを共有できてよかった」との感想があり、充実した学習交流になりました。

 

< 学生さんが一番印象に残ったこと > の一部を紹介!

 

🌱健康な人であっても、病気の人であっても、認知症であっても、人は1人の人間として生きているため、「尊厳の保持」を忘れずに生活していくことが重要であるということが印象的でした。

 

🌱リアリティオリエンテーションとして、対象に日付や自分の名前を先に教えることが信頼感に繋がるということが印象的であった。認知症であっても、尋問するように名前や日付を確認するばかりではなく、相手の気持ちにも配慮して意図的にバランスを保ったうえで関わっていくことが大切であると感じた。

 

🌱既存の委員会や取り組みだけでなく様々な視点から色んな取り組みを実施していること。

 

🌱看護学生にとっての認知症の人との関りの難しさについて、難しいと感じた点が私と重なることがあり、共感できた。

 

🌱委員会活動の中の院内デイケアで、体力低下予防やADL向上、サーカディアンリズムの向上効果をもたらすこと。

 

🌱臨地実習に行くことが出来ておらず、認知症患者さんとの関わり方のイメージができませんでした。しかし、講義や感想交流を通してイメージを湧かせることができました。病気に関わらず、患者さんの好きなことや生活背景、時代背景を知ることでかなり話を広げることができることが分かったので、臨地実習や臨床に出た時の参考にしたいと思いました。すごく学びの深い学習会でした。

 

具体的な取り組み紹介が多く、実習が少ない学生さんにとってもイメージしやすい内容でした。

 

次の東北合同の奨学生学習交流会は、8月11日(祝・木)T6ENC(東北6県エッグナースサークル)です。

前回は、コロナ禍で中止となりましたが、オンラインで初開催となります!

東北各地の県ごとの紹介も、パワポや動画で楽しく紹介予定🌼 楽しい会になるように準備中です!

 

また、楽しく一緒に学びましょう♪♪

 

掲載日:2022年3月27日/更新日:2022年7月1日