ナースアクション
ナースアクション
メニュー

和歌山|フードバンク&くらしのなんでも相談会

看護奨学生が大活躍

コロナ禍にはじめたフードバンク&くらしのなんでも相談会は、2024年12月に第9回目を迎えました。物価がどんどん高くなる一方で社会保障が削られていく暮らしにくい社会。回を追うごとに利用者が増え、今では300人近くが来られています。

事前準備から当日の運営までは本当に大変ですが、地域の組合員や職員、そして学生ボランティアの協力で続けてこられました。

 

なかには、第1回目からほぼ欠かさずボランティアに参加し、毎回たくさんの物資をカンパしてくれる熱心な看護奨学生もいます。

前回と今回は、この看護奨学生に宣伝カーのアナウンサーもお願いしました。慣れないアナウンス録音に何度も失敗しながら、2時間近くかけて3パターンを録音してくれました。当日は物資を配るテントの後ろで自分の声が流れ、恥ずかしそうにしながら嬉しそうでもありました。

 

もともとは、コロナ禍まっただ中だった2020年8月の第1回目、看護学生向けの企画が中止となるなか、少しでも学生同士が触れ合える場面を作りたいと思いついたのがきっかけでした。多いときには8名の看護奨学生がボランティアに参加し、今では恒例となっています。

 

フードバンクは、地域の人たちと触れ合い、地域の実態を肌身で感じる貴重な学びの場にもなっています。

 

これから看護師になっていく学生たちの心に残るものが、ひとつでもあればと願っています。

掲載日:2024年12月30日/更新日:2025年2月18日