【大分】卒後1年目看護師さん 集合研修報告
卒後1年目看護師さんの集合研修を行いました
今回の研修1つ目は「ポートフォリオ発表」。
ポートフォリオとは、日々の学習の記録で、患者の診療ログや日々の振り返り、やりとりの記録、読んだ論文、多職種カンファレンスの記録などを蓄積するものです。
- 業務の対策方法の意見をもらうことができた。実際に試して自分に適した方法を見つけていきたい。
- 業務に優先順位を付けていくことも大切だと分かった。
などの意見がでました。
その後は「コミュニケーション能力を学ぼう」と、伝言ゲームを行いました。
この伝言ゲームは、言葉だけで紙に書いてある図形を伝え、相手に書いてもらうというゲームです。
- 言葉だけで相手に伝えることも難しさを感じた。一人ひとりの言葉の捉えかたは違うため、患者さんと接する際は認識のずれがないか確認しながら関わっていきたいと思った。相手の立場や病態も理解したうえで表現方法を考えていけるようになりたい。
- 患者さんとの会話の中でも、正しく意図を汲み取れているか質問をすることは大切であると思った。
- 自分の価値観で物事を考えたり話したりするとコミュニケーションエラーを招いてしまうので、言葉選びにも注意してきたいと思う。
- 相手が話しやすかったり、質問がしやすい雰囲気づくりをすることが大切だと思った。
- 看護師には説明や情報の伝達をする場面が多いため、日ごろから伝える力を身につけていきたい。
ゲームと侮るなかれ(笑)、とっても気づきの多い内容だったようです。
最後は「ピアサポートタイム」です。新人看護師さんたちだけで、話し合う時間です。
全日本民医連で行われた“看護師受け入れ担当者研修会”に参加した際、集合研修にピアサポートタイムと取り入れているという報告をうけ、大分でも今年から取り入れています。
- 他の病棟のことを聞くことができたので、とても気持ちが軽くなり、良い時間となりました。
- リラックスする時間を大切にしていきたい。
医療看護体制は逼迫している厳しい状況下でも、看護師になることを諦めず大分健生病院に入職してくれた新人看護師さんたち。リアリティショックを乗り越え、看護師として働き続けられるよう支援することを目的としています。
Keep up the good work!
大分健生病院 看護奨学生募集 (kensei-kango.com)
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掲載日:2024年8月27日/更新日:2024年9月3日