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医療生活協同組合健文会 看護部長 友永理香さん|看護師インタビュー

 

全日本民医連に加盟している医療生協健文会は創立50周年を迎えようとしています。

 

50周年の記念として、創立から山口民医連や医療生協を発展させて来られた先輩方に、インタビューし、録画や記念誌にして思いを後世に残そうという取り組みをしています。

看護部では創立の時、頑張ってこられた元看護部長や元副総師長3名の方から、大変だった事や大事にしてきた事、今後継承していって欲しい事などを聞くことができました。

インタビューの中で話された内容は「地域に根差した診療所が作りたかった。民医連看護の理念である『その人がその人らしく生きていくことをあらゆる場で援助する無差別平等の看護を目指す』を目標に頑張ってきた」と事例を用いながら話されました。

 

私が 入職した時、先輩方より『患者の立場に立ち、患者の要求から出発し、患者とともに戦う』を、いろんな場面で教わり事例を通して学ばせていただきました。

私は以前、別の総合病院で勤めていました。そこでも無差別平等の理念がありましたが入院中、治療が終われば片麻痺があろうが、両足切断の患者であろうが自宅でのフォローがないまま退院を迫る病院でした。その頃はまだ介護保険制度のない時代で「こんな状態でどうやって自宅で生活すればいいのか」と涙される患者さんもおられました。

その後、山口にUターンし現在の医療生協健文会 宇部協立病院に就職しました。

患者さんが自宅へ帰りたいと言えば退院前に訪問し、段差や手すりなど必要なものを整え、退院後も訪問し話を聞き、安心して生活ができるように援助される姿を見て、衝撃を受けたことを覚えています。

そして「前の病院での不甲斐ない対応で退院されていった患者さんに、本当に申し訳なかったな」と後悔し、私はこの病院で患者の立場に立って要求を叶え、その人らしい生活が送られるよう援助しようと心に決め、今も奮闘しています。

どの職場も忙しさに流されてしまいがちですが、先輩方のインタビューを看護部研修などに活かし皆で学び、看護部の宝として継承し、山口民医連看護を発展していけるよう頑張りたいと思っています。

掲載日:2024年2月13日/更新日:2024年2月19日