看護学生の奨学金とアルバイト|全国実態調査より
2023年全国看護学生アンケート調査の結果をお知らせいたします。
看護学生の奨学金とアルバイトのリアル
実習期間中でもアルバイト、深夜に及ぶ場合も!
調査を終えて
経済的基盤がぜい弱な中で、着る物や食べる物を削って学費に充当しながら、必死に看護職を目指そうとしている姿が浮き彫りになった。
8割の看護学生が奨学金返済について不安に感じており、しかも増加傾向にあることが判った。
奨学金を受けていない場合でも、その約半数は、必要だったにもかかわらず、保証人がいないなど要件が満たせず申請に至っていなかった。すなわち奨学金も受けられない、更に困窮している学生の存在がうかがえた。
看護職の資格を目指すという目的の為には、ほぼフルタイムのアルバイトが必須となっているが、そのことが学業に大きな支障となっていた。
日本の高学費は支払い能力を超え、看護職養成の大きな障害となっている。
全日本民連ではこれらの要望を元に、国へ請願を提出しました。
これからも、引き続き国への支援を求めて行きます。
掲載日:2024年4月1日/更新日:2024年9月25日