看護部紹介|道東勤医協 看多機すこやか

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道東勤医協 看護小規模多機能型 居宅介護すこやかは2018年10月にOPENしました。取組みを紹介します。

「食べたい」という意欲を支えて

【Aさんはどのような方でしたか?】

Aさんは看多機では最高齢の108才。

2年前に新型コロナウイルスに感染し“これをきっかけに最期になってしまうかもしれない”と誰もが思いました。約1カ月の隔離病床での療養を経て、戻ってきてくれたんです。

生への力強さに、私たちの方が元気と勇気を頂きました。

それから2年が経過した期間の中で、ご自宅に退院され脳梗塞も発症しました。

嚥下機能も低下し、経口からの食事は禁止になりましたが、Aさんは食べる事がとても大好きで、いつも「お腹減った~」「なべやきうどん食べたい」…などと毎日頻回に訴えていたんです。

【Aさんとの関りはどんなでしたか?】

介護職の方が「本当にもう口から食べられないんだろうか」と諦めきれませんでした。

食べさせてあげたい思いがどんどん増し、何度も主治医と相談しました。

そしてSTが介入できた事で、評価を繰り返し、完全側臥位で形態も変えて少量ずつ数回に分けての摂取が可能になったんです。

食べてもすぐに「お腹へった」と何度も言いますが、好きなものをご家族が差し入れてくれたり、なんといっても大好物の鍋焼きうどんも、形態を工夫し食べることができて、とっても喜んでくれました。

2021年12月に旅立たれましたが、最後まで食を楽しみ笑顔で生ききったAさんとの出会いは、かけがえのないものでした。

【何を大事にしてきましたか】

「食べたい気持ち」を大切に考えました。「自分らしく生きたい」という思いを発信しているように感じたからです。

【Aさんから学んだこと】

人間の強さ、生きたいというエネルギーは、可能性を可能にするんだと思いました。

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