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地域包括ケア病棟 垣下友梨恵さん 熊本:くわみず病院|看護師インタビュー

(現在特養たくまの里へ出向中)

自己紹介

私は子どもの頃から人の役に立つ仕事がしたいと思っていて、高校3年の時に看護師を目指すことを決めました。内科のくわみず病院、精神科の菊陽病院で経験を積みました。精神科では自分で症状を訴えられない方も多く、内科の知識や技術が必要と感じることもあり、内科のくわみず病院に戻ってきました。副主任になり、今回病院だけでなく、施設や在宅部門への出向研修の打診があり、1年間特別養護老人ホームへ出向しました。

地域包括ケアの前進を目指して 病院から施設への出向研修での学び

日本は超高齢社会で、2040年にかけて医療と介護双方のニーズを有する高齢者が大幅に増加することが予想されています。熊本県民医連内における医療と介護の連携強化、複合型機能のメリットを活かす上で、転籍という固定化した人事ではなく、顔の見える連携強化と相互の役割や特徴を知り、事業所間の特徴を生かした地域包括ケアの前進を図ることを目的とした出向研修を経験しました。

病棟勤務の経験しかない私にとって、特別養護老人ホームたくまの里での研修は多くの学びがありました。

 

たくまの里では日常的ケアは介護スタッフが行うため、看護師は意識的に観察を行う事や多職種と連携を図ることで入居者を多角的に捉えることができるのだと感じました。施設は生活の場です。生活とは食べる、寝る、排泄する、入浴するなど、生きている間、日々続いていくものであり、生活を支える=生きることを多職種で支えていることがよく分かりました。

 

また、県連内の連携があることで入居者やスタッフの安心、入居者のQOL向上にもつながっていると感じました。県連内の連携をさらに強化していくことで地域包括ケアに貢献できると考えます。病院の看護師が施設に出向し、学び得たことを病院に持ち帰ることで医療と介護の連携が強化できると思うので今回の学びを退院支援に活かしていきたいです。

 

病院にいては分からないことで、お互いのことを知る・理解することが大切だと感じました。視野を広く持ち、相手の立場に立って物事を考えられるように意識してきたいです。生活をする場(施設)を通して、人は一人では生きられず、たくさんの人に支えられていて、私もそのうちの一人であることを強く感じた一年でした。

 

私にできることはほんの少しで、みんなと力を合わせて、心のこもった温かいケアを提供していきたいと思います。

掲載日:2026年4月21日/更新日:2026年4月21日