福岡 米の山病院|中堅看護師研修「訪問看護を体験して見えたもの」
🚪 いざ、ご自宅へ訪問!
今回の研修では、訪問看護ステーションの職員とともに、実際に利用者様のお宅を訪問しました。
玄関を開けた瞬間、病院とはまったく違う 「その人らしい暮らし」 が広がっています。
「こんにちは!」と声をかけると、リビングでくつろぐ利用者様。
病院では見せない笑顔や、ご家族との会話、好きな趣味を楽しむ姿がありました。
そこには、患者ではなく 「生活するひとりの人」 の姿がありました。
訪問看護師は、血圧測定や薬の管理だけでなく、生活の中での困りごと に寄り添いながら看護を提供していました。
「トイレの移動が大変なんです」
「食事のとき、むせることが増えてきました」
そんな声に耳を傾け、必要なサポートを考えていく。
病院のように「時間内で決められたケアをする」だけでなく、生活の中でできる工夫を一緒に考えることの大切さ を実感しました。
💡 研修を終えて感じたこと
2日間という短い時間でしたが、私たちが学んだことは多くありました。
👩⚕️ 「病棟では気づけなかった、ご家庭での暮らしを知ることができた」
👨⚕️ 「看護は“病気を診ながらその人の生活を支えること”だと感じた」
👩⚕️ 「医療・介護・福祉の連携が大切だと、実際の現場で改めて学んだ」
訪問看護の現場を体験することで、看護の幅が広がるとともに、
「その人らしさを大切にする看護とは?」 を考える機会になりました。
今後、病棟での看護にもこの学びを活かしていきたいと思います。
*患者様へ写真掲載の許可をいただいております。
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掲載日:2025年3月14日/更新日:2025年3月14日