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摂食嚥下障害看護 認定看護師 中城文代さん 福岡:千鳥橋病院|看護師インタビュー

摂食嚥下障害とは

 

摂食嚥下障害とは食べること・飲み込むことの障害で、食事や水分などがうまく食べれない・飲み込めないような状態をいいます。

加齢・脳血管疾患・頭頚部癌・認知症などの神経変性疾患など様々な原因で引き起こされる摂食嚥下障害ですが、早期から適切な介入が行われない場合、低栄養・脱水・肺炎などにつながってしまうことがあります。摂食嚥下障害は重症化すると、最終的に口から食べることができなくなってしまうのです。

「口から食べる幸せ」を最後まで守る医療者でありたい

 

口から食べることは、誰もが等しく手に入れることのできる「幸せ」の一つだと私は考えています。美味しいものを大切な人と一緒に食べる幸せ、大好きなものを一人でゆっくり味わう幸せ。これらは生きとし生けるものすべてに平等に与えられている幸せです。

私はこの「口から食べる幸せ」を最後まで守る医療者でありたいと考え、摂食嚥下障害認定看護師を志しました。

現在、私はクオリティ・マネージメントセンターに所属し、入院時に摂食嚥下障害が疑われる方の嚥下機能の評価・訓練を行っています。機能に合ったお食事を提供することで誤嚥を防ぎ、摂食嚥下機能が維持できるよう取り組んでいます。

どんなことでもご相談ください!

 

認定看護師として、3年目でできることはまだまだ限られていますが、他職種の皆さんと協力しながら一人でも多くの方の「口から食べる幸せ」を守れるよう日々活動しているところです。

病気だけが原因で摂食嚥下障害が引き起こされるわけではありません。年齢とともに飲み込む力は衰えていきます。「最近お茶を飲むときむせるようになった」「硬いものが食べにくくなった」「痩せてきた」「食事に時間がかかるようになった」など気になることがあれば、お声かけください。

こちらの記事は、ちどり通信121より引用しました。

 

▶ちどり通信はこちらから

掲載日:2025年2月10日/更新日:2025年2月18日