高校生看護体験は、体験や看護師との座談会を通して看護への理解や関心を深め、看護師志望のきっかけに繋げることや、上戸町病院を知ってもらう事を目的に開催しています。今年（2024年）は8月7日（水）に長崎市内の高校へ出向き、1～3年生約30名の高校生に参加してもらいました。

ドキドキの採血体験

体験内容は、血圧測定・手指消毒・模擬腕を使った採血の３つで、それぞれ看護師や学生担当事務で対応を行いました。学生からは「緊張したけど楽しかった。」「（手技など）初めて知ることがたくさんあって勉強になった。」などの声が聞かれ、初めての体験に緊張しながらも、ワクワク・キラキラした表情を見せながら参加してくれました。座談会では、看護師に聞いてみたいことを中心に話が進み、「看護師の大変なところもやりがいについても知ることが出来た」「改めて看護師になろうと思った！」などのうれしい言葉も聞くことが出来ました。

座談会ではいろいろな質問がありました

近年、看護師志望の高校生は減少傾向にあるようですが、今回の看護体験では、私たちが行っている「看護」がいかに重要で大切な役割なのか、そしてその素晴らしさを少しでも伝えることが出来たのではないかと思いました。看護体験は高校生と直接会い、話し、体験することで看護師にとっても記憶に残る経験となります。今後も活動を継続したいと思います。

上戸町病院　看護学生委員長　中ノ瀬志穂

掲載日:2024年8月22日／更新日:2024年10月22日