エッセンシャルワーカープラスってなあに
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この30年間、人々の日々の暮らしの支え手が働く条件は悪化してきました。ようやくこの数年、改善の兆しが見られていますが、まだその場しのぎの対応が多く、本質的な改善にはいたっていません。
このことは、私たちの生活、そして日本の未来を、長期的に危うくしかねません。
『エッセンシャルワーカー.社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか』(2023、旬報社)を執筆したエッセンシャルワーカー研究ネットワーク(代表・田中洋子さん(筑波大学名誉教授))が中心となって、「みんなを支える人を支える社会へ。もっとよい日本をつくるために、どこをどう変えていったらいいか。」を現場の当事者・関係者の視点から考えていくという試みです。
私たちは、働く人が直面する問題について、研究者と情報共有するとともに、当事者・関係者のみなさんのお話をお聞きし、話し合う中で、状況をどうしたら打開できるか、ドイツの事例も交えつつ模索していきます。
この試みが、エッセンシャルワーカーのみなさんが自分たちが置かれている問題状況の共通性を認識し、それを変えていくきっかけに、また、より多くの人が、この現状を認識し、根本的な改善を求めていく変化のきっかけになれたら幸いです。
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■ご自分、または身近な人がこうした仕事で問題を抱えているというケースがもしありましたら、以下のフォームからお知らせください(匿名可.番組出演希望連絡可) 「エッセンシャルワーカーの実状を伝えたい」
(エッセンシャルワーカー研究ネットワークYouTubeチャンネルより一部引用させていただきました。)