滋賀|高校生1日看護体験
滋賀は病院を持っておらず、4か所のエリアに4つの診療所、3つの訪問看護、1つの老健施設で毎年、夏休み期間中の7月下旬から8月初旬にかけて高校生1日看護体験を開催しています
コロナ禍では院内で半日開催し、防護服着用や車いす操作、視力・聴力検査などの実技を体験していただきました。検査する側として器機に触れていただき、気づきを得ていただけた体験となりました
5類になった23年度からは一日体験、訪問看護の同行を再開しました。
診療所見学は不特定多数の方が利用するため、プライバシー保護の観点から長年中止していましたが、内容を検討し24年度は診察時間内の見学を再開することができました
午前中は診療所で診察や処置室の見学、バイタルサイン測定や車いす操作など興味を持ってもらえるよう内容を検討しました
午後からは訪問看護のある事業所は看護師やセラピスト(理学・作業療法士)と同行訪問し、ない事業所では班会などに参加していただきました
訪問看護ではリハビリを一緒にしたり、利用者さんやご家族と会話をしていただく時間を取り、毎年楽しかったとの感想をいただいています
当県連はそれぞれの事業所が大きくはないことから受け入れられる人数や日程は限られますが、少人数だからこそ別々の学校から参加してくれた学生が一日の体験を通して仲良くなり、情報交換などの機会となっているように思います
他県連と比べると少人数の参加者ではありますが、滋賀では学生さんが一番多く参加してくれるイベントとなっています
体験してくれた方たちがいつかしが民医連で働きたい、と思ってもらえるようこれからも興味を持ってもらえるような体験を計画していきたいと思います。
掲載日:2025年4月16日/更新日:2025年4月16日